胡蝶蘭通販『ビー・クリエイト』の店長日記
胡蝶蘭をもらったから育ててみる01
2015年08月07日
お祝いに胡蝶蘭をいただいたらどうしますか? 枯れるまでお花を楽しんでから廃棄処分されますか? せっかくなので胡蝶蘭を育ててみませんか?
先ずは胡蝶蘭を楽しんでみましょう。 胡蝶蘭をいただいて最初に行うことは いただいた胡蝶蘭が綺麗にラッピングされていたら、ラッピングを外しましょう。 特にビニール系のラッピングが施されていると、 根の周りの水分が抜けなかったり、通気ができないので胡蝶蘭の根が弱ってしまいます。 見た目が寂しくなるのがイヤだ!という場合はリボンだけ残すということでもいいかもしれません。 次に置き場所です。 胡蝶蘭は他の植物と違い、直射日光が苦手です。また、温度にもデリケートな植物です。 置き場所はレースのカーテン越しの陽射しが当たるような明るい場所に置いてください。 できれば風通しのいい場所がオススメです。温度も胡蝶蘭を楽しむためには重要な要素になります。 胡蝶蘭は元々、東南アジア地域などが原産なので多少の高温でも大丈夫だと思われがちですが、 胡蝶蘭自体は平地ではなく高地に生息しているものなので温度が高すぎると根がバテてしまいます。 理想の温度は20℃〜25℃くらいになります。夏場の室内はエアコンを止めて日光が入る部屋だと35℃を超える場合がありますし、冬場の窓際や玄関などは外気温と変わらないくらい温度が下る場合があります。胡蝶蘭を楽しむためには人が居ない時、活動していない時の温度に気を付けてください。
そして、一番ご質問が多い「水やり」についてです。 季節や気温によって「水やり」の頻度は変わります。 お花屋さんで売っているものは鉢の中は土の代わりにミズゴケが入っているケースが多いと思います。 目安はその土(ミズゴケ)の表面が乾いたら「水やり」を行ってください。 「水やり」は根本に1回にマグカップ1〜2杯を目安にしてください。 ほとんどの水が鉢の底から流れ落ちますが、それでも胡蝶蘭には十分な量になります。 胡蝶蘭は水分も大切ですが、湿度も重要になります。 特に夏場は乾燥しやすいので、2〜3日おきに霧吹きで葉っぱを湿らせてください。
上記のことに気をつければ、何もしないで置いてくよりも長い間、綺麗な胡蝶蘭を楽しむことができますのでお試しください。 いただいた胡蝶蘭を育てる(長く楽しむ)方法でした。。。 次回は花が終わってから、もう一度、育てる(咲かせる)!です。