2015年10月15日
ご無沙汰しております。
前回の日記でも書きましたが、
今回は【いただいた胡蝶蘭】をもう一度咲かせる“ヒント”を書いてみたいと思います。
先ずはいただいた胡蝶蘭の花が全部落ちたら、
茎に付いている支柱を外してください。
その後、茎を根本から10〜15cmくらいの部分からカットしてください。
ここまでで2度目の花を咲かせる準備が完了しました。
お住まいの地域などで差異はありますが、月別に工程を書いてみます。
1月〜2月
気温が低いので直射日光の当たらない
室内の陽当たりのいい場所に置いて下さい。
極力、最低気温10℃以上(理想は15℃以上)になるように保ってください。
夜間の窓際や玄関は思いの他、気温が下がるので気をつけてください。
水やりは胡蝶蘭の土台であるミズゴケが完全に乾いてから、マグカップ1杯くらいを与えてください。この時期の目安としては3〜4週間に1回くらいになると思います。
3月
まだ季節的には気温が低いので1〜2月と同じように
直射日光の当たらない室内の陽当たりのいい場所に置いて下さい。
最低気温15℃以上になるように保ってください。
水やりも1〜2月と同じようにミズゴケが乾いてからコップ1杯を目安に与えてください。
月の後半になれば洋蘭用の液肥をメーカーが指定する濃度のさらに5〜8倍に薄めたものを一度だけ与えてください。この時期の栄養剤は濃すぎてはいけないので、気をつけてください。
4月〜5月
気温が少しずつ上がってくるので、胡蝶蘭は生長期になります。
同時に陽射しが強くなるので、直射日光の当たらない室内の陽当たりのいい場所に置いて下さい。レースのカーテン越しが理想です。
気温に気をつけながら、時々、室内の換気をしてください。
水やりもこの時期は2〜3週間に一度やってください。
ただし、水のやりすぎは根腐れを起こすので、少しくらい乾いていても大丈夫です。
栄養剤は洋蘭用の液肥をメーカーが指定する濃度のさらに3〜5倍程度に薄めたものを2週間に1回くらい与えてください。
6月
季節的には夏にかけて、胡蝶蘭にとってベストシーズンになります。
陽射しが強いので室内の明るい場所に置いて下さい。
水やりはミズゴケの乾燥を見ながら、2〜3週間に一度やってください。
ただし、水のやりすぎは根腐れを起こすので、少しくらい乾いていても大丈夫です。
栄養剤は洋蘭用の液肥をメーカーが指定する濃度のさらに2〜3倍程度に薄めたものを2週間に1回くらい与えてください。
後半の7月以降の説明は次回。。。
恐らく、半年間で茎が伸びたり、新芽が出てきたりしていると思います。
胡蝶蘭はデリケートな植物ですが気温と明るさに気をつければ、水やりや栄養剤は忘れた頃に与えても花を咲かせることはできる場合が多いです。
私の個人的な意見ですが、
「品評会に出すような胡蝶蘭を育てるわけじゃない!
場合は過保護にならなくてOK!」